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ゼノスタークラウンとは・症例

ゼノスタークラウンのポジションとは……

ZENOSTER(ゼノスター)は、ポーセレンクラウンのような最高峰の補綴方法ではなく、自費FCKのような比較的安価な補綴方法です。
それでいて、自費FCKと比べても生体親和性、審美性が高いのです。

ZENOSTAR の臨床的利点
  • ブラキサーの方への対応
    曲げ強度は約1200Mpa、ビッカース硬度は最高1300Hv10
  • 安価で安定した製作費
    自費FCKであれば、貴金属市場により材料費(金属代)が変動しますが、ZENOSTARの 素材はジルコニアなので、その心配がほとんどありません。
白いかぶせの破折強度と曲げ強度のグラフ

このように、ゼノスターは現在使用されている歯科材料の中で最も強度があることがわかりますね。

「ゼノスター自体の摩耗とそれに噛みあう天然の歯の摩耗について」のグラフ

このように、ゼノスターは現在使用されている歯科材料の中で最も強度があることがわかりますね。
硬すぎることによる弊害がないのかを最近チューリッヒ大学において、高名な先生のグループにより
実験が行われたデータです。

この2つのグラフからわかるように、ゼノスター自身が摩耗しにくいのは当然ですが、噛みあう天然歯のエナメル質も摩耗しにくいことがわかりますね。硬くても単一素材で磨かれたものは、相手も傷つけにくいのです。つまり、硬いものと柔らかいものが混入している材料であれば時間と共に柔らかい部分がすり減り、硬い突起が出てきてしまいそれにより傷ついてしまうと考えてもらうと理解しやすいと思います。

ZENO®Tec システムとは・・・ 

ゼノテックシステムは、ジルコニアやチタンなどを原料としたフレームの設計、制作加工を行う「デンタルCAD/CAMシステム」です。

近年、デンタルCAD/CAMシステムはめざましいスピードで進化しており、今後の歯科補綴に必要不可欠なものになると言われています。

数あるデンタルCAD/CAMシステムの中でも、ゼノテックシステムは、すばらしい適合と単冠からフルブリッジ、インプラントカスタムアバットメント、インレーまで制作可能な臨床適応範囲の広さを誇ります。

ゼノテックシステム導入の利点
  • 初期投資、ランニングコストが少なくて済む
  • 使用できるマテリアルが多い
  • 臨床適応範囲が広い
  • 操作がしやすい
  • 精度が高い
  • 生産性が高い
  • CAMを選ばないオープンシステム
スリーシェイプD700スキャナー
スリーシェイプD700スキャナー

スリーシェイプD700スキャナーは、シングルクラウンからフルブリッジ、チェックバイト、対合模型、ワックスアップ、ポンティックにまで対応可能な3次元スキャナーです。

3軸で対応物を動かし、2台のカメラを使用することで、アンダーカットを含めた全ての表面をとらえます。

◆クリックするだけでスキャニング

スキャナーに模型をセットするのは簡単です。
画面上で指示を出した後、スタートボタンをクリックすれば自動的にスキャンが開始されます。

ZENO®Tec システム の流れ
STEP1 ZENO Scan   STEP2 ZENO CAD
※データのみを送信
  STEP3 ZENO CAM
ZENO Scan STEP2  ZENO CAD STEP5 ZENO Zr Disc
STEP4 ZENO 4820   STEP5 ZENO Fire   STEP6 ZENO Zr Disc
STEP5 ZENO Fire STEP6 ZENO Zr Disc
STEP7
ZIROX
作業工程の比較

ZENOSTER製作

スキャニング   設計   到着
スキャニング 設計

データ送信

FCK製作時

スキャニング   スプルー植立   埋没
スプルー植立   
リング焼却   鋳造   掘り出し
リング焼却    鋳造 掘り出し

各種マテリアル 透過性

Feldspar 
(長石系ポーセレン)  46%

Inceram Spinell   37%

Procera 33%

Inceram Alumina 12%

アルミナをする必要がなくなる
→ジルコニアに統一できる
→別途、アルミナ陶材を購入しなくて済む

Metal 0%

ZENOSTER外部ステイン法

Before Glaze + Stain Stain1
Stain2 Stain3 Glaze + Stain
 

ZENOSTAR color Zr 使用

外部ステイン法

メリット

  • Dr.が咬合調整・コンタクト修正を行っても、フレーム本体から着色されているので、審美的に優れている(白いのが出ない)
  • 半焼結状態で納品されるので、カービングを加えることで、よりリアルな咬合面を再現できる
  • グラデーションが再現できる
  • カービング後、ペーパーコーン・シリコンポイントで研磨する事によって、焼結後の仕上げ研磨が容易になる
  • ジルコニア焼結炉が不要
    →すぐに対応可能

デメリット

  • ジルコニア焼結炉を導入する必要がある
  • ステイン焼成が3~5回必要になる
  • Dr.が咬合調整・コンタクト修正を行うと、フレーム自体の色(白色)が出てきてしまうので、審美的に劣る可能性がある。
    →フレーム試適で回避する事は可能
    ※アポイントが2回必要になる
  • 焼結されているので、咬合面を含む形態修正が困難